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2019.06.12

知っておこう!!ホクロが脱毛できない理由!

 

突然ですが、光脱毛には施術できない箇所があるのをご存知ですか?

それは日焼け、傷、ニキビ、シミ、ホクロなどです。

 

ホントにできないの?
とお思いの方もいらっしゃると思いますが、

今回は、その中でもホクロについて、お伝えしていきたいと思います。

 

目次

なぜホクロの脱毛はできないの?

 

脱毛したい箇所にホクロがあると、

「ココも脱毛したいのになんでできないの?」
なんて思う事があると思います。

ですが、ホクロに光脱毛の光を当てることは出来ません!

 

光脱毛の仕組みについては以前も本ブログでお伝えしましたが、ホクロは光はメラニン色素(黒い色素)に反応します。

そして、ホクロはメラニン色素を作る細胞が変化したものです。

 

したがって、光脱毛の光が照射されるとホクロにも反応してしまい、痛みや赤み、火傷などの炎症が起こる可能性があります。

その為、リスクが大きく肌トラブルの原因にもなるので、ホクロには直接光を当てることができません。

光脱毛の仕組みをおさらい

 

ここまで何度もお伝えしている通り、光脱毛はメラニン色素(黒い色素)にダメージを与えます。

 

成長している毛は毛乳頭にくっついていて、光を当て毛穴の中に熱を加えてダメージを与えていきます。

 

その為、黒い色素がしっかりしている成長期の毛に、光をあてると効果が高まります。
ダメージを受けて弱まった毛は10~14日程で毛根から離れ抜け落ちます。

 

その後、一定の周期でまた成長をするので繰り返し、光を照射していき、全ての成長期の毛をなくそう!
というのが光(フラッシュ)脱毛の仕組みです。

ホクロに毛が生えている場合はどうしたらいいの?

 

ホクロから毛が生えている!という方がいらっしゃるかと思います。

お客様の中にもいらっしゃった事がありますが、私自身、ホクロから生えてる毛を見ると気になります。

こうした毛のことを「ホクロ毛」と言います。

 

もしも、ホクロ毛がどうしても気になるから施術したい!

 

と言う方に対しては、ニードル脱毛であれば施術をすることができます。ですが、ニードル脱毛はフラッシュ脱毛よりもはるかに痛みを伴うリスクがありますので、施術する場合は多少の覚悟が必要になるかと思います。

ホクロに光をあてると起こるトラブル

 

上でもお伝えすた通り、本来ホクロに光をあてることはできないのですが、万が一、あてた場合に起こり得るトラブルを改めてご紹介します。

 

赤みが出る

光脱毛はメラニン色素に光が反応したとき、熱が加わります。

熱が加わり毛の成長を弱めていきますが、ホクロには黒い色素があるため熱が加わることで反応し赤みが出てしまうことがあります。

その為、施術の際には専用のシールでホクロをカバーしてトラブルから避けるようにしています。

 

痛みを感じる

毛が濃い部分は脱毛をしたときに特に痛みを感じやすい場所です。

それと同じでホクロは黒く濃い色素があるので、直接光が当たった場合には毛の反応と同様に痛みを感じます。

特に濃く目立つホクロは痛みがより強くなるので注意が必要です。

 

変形する場合がある

ホクロが変形することは、非常に稀なトラブルですが、光脱毛の刺激によりホクロが「メラノーマ(悪性黒色腫という非常に悪性な皮膚がんの1つ)」と呼ばれる悪ものへと変わる可能性があると言われています。

脱毛でホクロが増えるってほんと?

実際、私もお客様からいただいた声で、脱毛をしたら「ホクロが増えたような気がする」と言われたことがあります。

しかし、脱毛によりホクロが増えることはありません。
ではナゼ増えたように感じるのか!
その理由をいくつかお応えします。

 

毛を剃ることでホクロが見えてくる

男性の場合、顔の毛は剃る事はあっても、身体の毛を剃る機会は少ないと思います。

脱毛前には、だいたいどこの脱毛サロンでも事前に毛を剃ってくるようにお願いしています。剃ったことによって毛がなくなり、毛で隠れていたホクロが見えるようになります。

その為、自分でも知らないところにホクロがあったと気づき、ホクロができてしまったと勘違いしてしまう事があります。

 

肌のケア不足

脱毛をしてホクロが増えるということはありませんが、肌のケアが必要になります。

肌のケアなんて関係ないのでは?

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、脱毛後の肌は脱毛器の熱のダメージにより、とてもデリケートで敏感な状態になっています。

肌の表面には水分の蒸発を防いだり、刺激物や微生物が肌に侵入するのを防ぐための保護をしてくれているところがあります。

 

肌を保護する上で大事な役割をしているのが、角質(皮膚を外からの刺激からバリアする)と皮脂膜(皮脂+汗)と言われているもので、紫外線はその保護をする上で大事な役割を果たしている、皮脂を酸化(老化)し、保護する働きを弱めてしまいます。

 

その状態で肌に紫外線などのダメージを受けると、メラニン色素が増えやすくなります。

そのため、光脱毛後の肌ケアをサボってしまうと、メラニン色素が大幅に増え、シミを増やす原因になりかねません。

そのシミができた部位やサイズによってはホクロに見えることもあります。

 

光脱毛後は保湿ケアを十分に行ったり、日焼け止めなどで紫外線対策もしっかりと行ってください。

 

毛穴がホクロに?

光脱毛は毛根にダメージを与え毛の成長を弱めていきますが、毛穴に熱が加わることで、毛穴にも多少のダメージを受けてしまいます。

 

脱毛後に肌のケアをしないと、肌や毛穴の黒ずみ・ニキビができたり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるというケースもあります。

 

ニキビや皮脂も酸化(体の劣化=体のサビ、いわゆる老化)することで黒ずんで見えることがあり、ホクロが増えたように見えることがあります。

まとめ

今回はホクロと脱毛の関係性について、お伝えしてきました。

 

ホクロのある箇所は必ずしも施術ができない訳ではありませんが、光脱毛による施術はホクロを避けて行わなくてはいけません。

 

また光脱毛をしたからと言って、ホクロが増えたりすることはありませんが、トラブルも抱えています。

 

脱毛サロンに行かれる方は、もちろんカウンセリング時にも説明はありますが、ホクロは光脱毛ができないという事を覚えておきましょう!

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